2018年12月6日木曜日

センチュリー

 皆さんこんばんは、平松です。
 早速ですが、皆さんは「センチュリー」という言葉を聞いて、何を連想されますか?
弊社の会長は毎朝、最近モデルチェンジが行われた和製ロールスロイス事、「センチュリー」に乗って出社されるのですが、今朝、ふとバックミラーを見ると明らかにオーラが違うフロントマスクの高級車が!?
「やっぱりセンチュリーは風格が違うな~」「車雑誌には乗り心地がハンパないって書いてあったし、一生に一度ぐらいは乗ってみたいな~」などと考えながら、駐車場に向かう最後のコーナーを曲がりました。会長が出社される入口と私が停める駐車場は場所が違うので、普段ならここで分かれるはずなのですが、今朝はなぜかセンチュリーもウィンカーが点滅し、私の後ろにぴったりついてきます。そして、そのまま駐車場まで入って来て、私の車の真横で停まりました。何も失礼な事をした覚えはないので、「いったい何故なんだ!?」と、かなりビビりながらも挨拶をさせて頂くと、
「平松君かぁ~まぁ前に乗りなさい」とのお言葉。
もう、心臓バクバクで乗り込むと、スーと車が発進。路面の振動を感じる一般大衆車とは全く違いました。しかし、何を言われるか分からない状況に変わりはなかったので、心拍数は上がる一方でした。で、ついに会長が話を始められました。
「君の車のナンバーは101なんやね~、101はウチの会社にとって特別な番号やからね~」
「運転手の○○君が、前の車のナンバー101って事は、ウチの社員じゃないでしょうか?って言うから、追いかけてきたんよ」
「そしたら平松君やったから、よし!連行しよう!と思ってね~」
どうやら、会長にとって特別な番号の一つである「101」というナンバーを付けた社員が誰なのか気になられたようで、声をかけたとの事でした。
さらに「平松君はこの番号の意味がわかるんかいね?」
と仰ったので、すぐさま「創業記念日の10月1日でしょうか!?」
と、答えたところ「それじゃないんよ~」との一言。
一瞬「しまった」と思いましたが、これでなければ答えはもう一つしかないので、
「創業当時、最初に販売されたミートミックス101でしょうか?」
と、再び答えたところ「オォ~分かるんかいね!」と、明らかにテンションが上がったお声で、この製品が命名された経緯のお話をしてくださいました。
内心、「トライアスロン部員で入社したけど、会社の基本的な事は覚えておいて良かった~」と思いました。
ここからは数分間だけでしたがセンチュリーの乗り心地を堪能し、そのまま会長室の手前までお供しながら「会長と出社」という貴重な経験をさせて頂きました。

 「101」という数字は妻のラッキーナンバーみたいなものなのですが、まさかこんな出来事を引き寄せてくれるとは思いませんでした。
今日は本当に貴重な経験をした一日でした!!