2019年9月27日金曜日

受け継いだ物

  皆さんこんばんは、平松です。
突然ですが、今年の5月で97歳になった私の祖父が、先週末に旅立ちました。 大往生という事もあり、悲しさよりも「本当にお疲れ様でした」という気持ちです。
 殆どの方が知らないとは思いますが、私の父は建築士です。そして、亡くなった祖父も戦時中は海軍の技術職、その後、建築士になりました。更には、父の弟も建築士という事で、平松家は建築士の家系だったのですが、突然変異で私のような変わり種が誕生しました。
ただ、祖父は学生の頃に長距離走が得意だったようで、部分的な隔世遺伝なのだと思います。
敢えて「部分的」としたのは、子供の頃に帰省した際、祖父の書斎は本だらけで、常に何かの勉強をしている記憶があり、宿題で解らないところは祖父に教えてもらうのが1番良いと思っていました。小学生、中学生と成長していくにつれて、算数や数学の教科書が暗号にしか見えなくなっていった私は、平松家の理系遺伝子は全く受け継がなかったのだと強く思うようになり、もう少し受け継いでも良かったのにと嘆いていました…
あと、祖父は身長が180cm前後あったので、長身という遺伝子も、もう少し受け継ぎたかったです笑 
 何にせよ、バスケをやっていたと言うが、よく聞いたらベンチを温めている時間の方が長かった父、運動系クラブには小学生から大学まで所属していたものの、進学する毎に競技を変える飽き性の妹。因みに、母は頭の先からつま先までザ文系。
間違いなく、亡き祖父の持久スポーツ系遺伝子を受け継いだ人間は私しかいないので、この遺伝子は大切にしようと思います。

 80歳を過ぎても、私が驚くぐらいのスピードで好きなウォーキングをしていた祖父ですが、下半身の麻痺で何年も寝た切りの状態だったので、天国では思う存分ウォーキングを楽しんでほしいと思います。︎あっ、走りまわっているかもしれないですね!! 写真は祖父のアルバムで見つけた証拠写真です笑