皆さんこんばんは、平松です。
先週末の日本選手権、本人からの報告にもありますように、結果の部分だけを見ると非常に厳しいものでした。この大会だけは結果も重視していたので、残念ではありました。
しかし、スイムからバイクまでのレース内容は満点でした。中々一緒にレースをすることが出来ない日本のトップ選手と共に、少人数の第一集団を形成して逃げ態勢に入る展開になりました。「全員で後続との差を広げよう!」という流れになっているのに、自分だけがローテーションに入らず足を溜める訳にはいかないですし、若手の福島選手がそんなことしても、全く次に繋がりません。ですので、私は常に「キツくてもローテに入れ!」と指示を出し続けましたし、本人も自分の頭で理解していたようで、最後まで力を振り絞ってペダルをこいでいました。結果的にはバイクでの頑張りがランの失速に繋がってしまいましたが、レース後、一緒に先頭集団で走った先輩方から声を掛けてもらい、色々と指導も受けていたので、エリート選手としてまた一つ階段を上る事は、出来たのではないかと感じております。
福島選手には、長期的な展望を持って、今シーズンはバイク強化に主軸を置いて取り組ませてきました。まだまだ目に見える成果が出てきている訳ではないですが、このオフシーズンは本格的にランの強化にも入っていこうと考えております。来シーズンこそ、内容だけでなく結果でも評価していただける選手となれるよう、引き続きサポートをしていきたいと思います。
今シーズンのレースはこれで終了となります。現在参加している合宿が終わればしばしのオフに入り、12月中旬から再スタートです。
今シーズンも変わらぬご支援・ご声援、誠にありがとうございました!引き続き、日本食研実業団トライアスロン部をよろしくお願いいたします!!