2025年5月9日金曜日

満開のシャクナゲ

先日、YAMAPのプレミアム会員になってしまった日本食研 実業団トライアスロン部GM(部長)の鈴木です。
今まで約4年間、無料会員だったのですが、アプリにダウンロードできる地図が以前より減って毎月1つだけになったり、活動日記にアップできる写真の枚数も制限が厳しくなったりと段々と使いにくくなってきて、まんまとYAMAPの策略にはまったような気がします(笑)
 
さて、皆さんのゴールデンウィークはいかがだったでしょうか?
四国では後半は天気が崩れましたが、比較的行楽日和でした。好天気には、やっぱりアウトドア。
以前、montbellのガイドさんに「春になると横峰寺のシャクナゲが綺麗ですよ」と聞いていたので、夫婦で横峰寺のシャクナゲを見に行ってきました。
横峰寺までは有料林道を使って車で行けるそうですが、旧遍路道を徒歩で行くことに…。
 
Geminiによると四国八十八か所の中では、徳島県の焼山寺に次いで二番目にハードな遍路道で「『遍路ころがし』として知られる難所です。急な坂道が続き、特に山頂近くまで登る道のりは体力を消耗します。短い距離の中に急激な標高差があるため、厳しい登りとなります」とのこと。Google Mapsにも「石峯御修行の路」と表示されているので、遍路道ではなく登山道です。
そして、徒歩といっても標高700mまでを片道2時間かけて…になるので、いつものトレッキングですね(笑)
 
午前1030分、湯浪休憩所からスタート。スタート直後のコース前半は妙谷川沿いを登ります。苔むした地に清流が流れて、大好きな風景が続きます。途中、マムシグサやシコクスミレなどが咲いていました。
コース後半は、周りの景色はあまり見えず、ただひたすら杉林の中を登りつづけ、やっと山門が見えてきます。
山門を過ぎると約500本の満開のシャクナゲが歓迎してくれました。
こんなにたくさんのシャクナゲが咲いているところは初めて見ました。
さらに、奥の院の星ヶ森まで行くと雪が少し残った石鎚山がはっきりと見えました。
境内の休憩所で昼食をとって少し休憩してから下山。下山後は温泉でまったりして…と充実した一日でした。
 
<注意>
私たちが下山し、まもなくゴールという時点で、観光客らしい二人組が登ろうとしていました。時間は15時過ぎ。飲み物も持たず、身なりも普通に「観光に来ましたぁ~」という格好。
思わず「ここから約2時間かかりますよ」と声を掛けました。登り切っても到着が17時頃。帰りは19時を過ぎるので山の中は真っ暗です。
普通の遍路道ではないです。登山道です。それなりの準備とタイムスケジュールが必要です。
 
<後日談>
後日、ここのシャクナゲが地元ニュースに出ていました。やはり全国でもここまで群生しているシャクナゲは珍しいそうです。
来月は、たくさんの花々が見られる皿ヶ嶺に行ってみたいと思います。
 
YAMAPの記録】
・タイム/4時間35分(ペース「標準」)
・距離/5.6Km
・のぼり/603m
・消費カロリー/1288
kcal

<前半は清流沿い>

<シコクスミレ。日本固有種だそうです


<満開のシャクナゲ>

<群生するシャクナゲは見事>

<ツツジとシュクナゲのコラボ>

<星ヶ森から石鎚山を望む>