2019年6月18日火曜日

軌跡

競技を始めて今月で15年となりました。
思い立って本棚から引っ張り出した練習ノートは、気付けばこれだけの数に。
一番下が小・中・高の東京時代。中段が大学生の茨城時代。そして一番上が実業団の愛媛時代。
今や結果を出すべき立場ですので「続けることが素晴らしい」などというつもりはありませんが、今まで生きてきたうちのこれだけの時間を競技に割いてきたのだと思うと、不本意ながら自分の今ある最大にして唯一の武器はこれなんだなと思い知らされます。

あの頃夢見ていた理想の自分は、眠れる才能に目覚め、立ちふさがるライバル達をバッタバッタと倒して行く、安っぽい少年漫画の主人公のような選手でした。
それに今、自分はなれているのか、あと何があればなれるのか。
あの頃と変わらない気持ちで、自分は今、トライアスロンに向き合えているのか。

あまり後ろを振り返らないようにしているのですが。この時ばかりはそれも許すようにしています。たまには後ろを振り返らないと自分がまっすぐ進めているかわからなくなってしまいますしね。



と、ちょっとセンチメンタルな今回。世間ではこれを「イタイ奴」というとか言わないとか。。
兎にも角にも年に一度の自慢話回。笑
16シーズン目も頑張ります。


古山大