2022年6月15日水曜日

「沼」の話

 最近、「EOS R7」が気になる日本食研 実業団トライアスロン部のGM(部長)の鈴木です。
今回はカメラの世界の「沼」の話です。すごくニッチな話ですがお付き合いください。
 
カメラ・写真の世界では「ハマったら抜け出せない」という意味で「沼」という言葉が使われています。
カメラ・写真の世界で「沼」はいくつかあるのですが一番有名なのが「レンズ沼」です。
デジイチ(デジタル一眼カメラ)の大きな特徴のひとつが「レンズを交換できること」。
レンズには様々な特徴があって撮れる写真が色々変わるので、その面白味を知ると、次々とレンズを買ってしまう、ということです。
https://kakakumag.com/camera/?id=17253
 
市場に出回っているレンズは、カメラメーカーの純正レンズだけではなく、サードパーティーと呼ばれるレンズ専門メーカーの製品もあり、今でも毎年、各メーカーから何本もの新レンズが発表されています。
レンズは新製品が出るたびに日々進化していますが、新しいものの方がいいとも限りません。古いレンズも各々の特徴があってオールドレンズと呼ばれて人気があります。
しかも、レンズは一本数万円から数十万円(超高価なのものでもう一桁上のものもありますが涙)とする高価なもの。ハマってしまうと財布には大変厳しい沼になってしまいます。
 
「レンズ沼」ほどの金額的インパクトはないですが、カメラの世界には「バッグ沼」というものもあります。
理想のカメラバッグを追い続け、次々とバッグを買い続けるという、これも恐ろしい世界です。
斯く言う私も今まで10個ほどのカメラバッグを買い替え、現在は、
・スリングバッグ/NEXTコレクションⅡ 11.5LManfrotto
・ショルダーバッグ/エブリデイトート 15LPeakDesign
・バックバッグ/Endurance Extブラックカモ 18LEndurance
・トレッキングバッグ/フォトウォーカーパック 35Lmontbell
の4つのカメラバッグを持っています。
この中で、最近愛用しているトレッキングバッグいわゆるカメラザックについて話を続けたいと思います。
 
カメラザックと言うからには、いわゆるタウンユースのカメラ用のバックバッグ(リュックタイプ)とは違うと思っています。他メーカーのカメラザックを実際に手に取ったわけではないですが、ネットで様々なカメラザックを見ると、個人的感想ですが、

●カメラに主軸を置いたもの
●山歩きに主軸を置いたもの

の大きく分けて2分されるような気がしました。
カメラに軸を置いたものでは、中にはカメラ機材以外はほとんど入らない、ウエストベルトが貧弱で肩に負担がかかりそうなど「それは違うだろう」というものもありましたが、山歩きに軸を置いたものもカメラのアクセスが不便で「カメラを単なる荷物としか見てないのか?」という感じがするものもありました。
それでは、私のカメラザックはどうか、と言えば、完全に山歩き用です。

店員さんに聞くと、山歩き専用なので
3Dフィット・ステーで背負い心地が快適。
●ウエストベルトがしっかりしていて腰で担ぐことができる。
●カメラ収納場所を2気室の上部にしているため、重心の問題でバックが軽く感じる。
●汚れたもの、濡れたものをバックの下部に収納するのでカメラへの影響が少ない。
●三脚の収納が背面でバランスが取れる。
とのことでした。

さらに、
    インナーパックを2気室の上部にセット
    ガジェットポーチを右肩ベルトに装着
    別売りのチェストストラップをザッグのチェストベルトの下側に装着
とプチ改造しています。追加したチェストベルトは、カメラをストラップで首にかけた上で、これをカメラホルダーとしてカメラを身体の正面で固定できます。
というわけで、「バッグ沼」ならぬ「バッグアクセサリー沼」にもハマりそうな予感がしてきました。
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写真で向かって左側がカメラザックのフォトウォーカーパック35
右側がタウンユースのバックバッグEndurance Extブラックカモです。