2022年9月9日金曜日

夏の面河渓

 今年は家庭菜園でスモモとオクラがたくさんできた日本食研 実業団トライアスロン部のGM(部長)の鈴木です。
9月になって秋めいてきましたが、まだまだ昼間は暑い日が続いています。
さて、今夏もコロナ感染に注意しながら暑さを避けるために、またまたわんこ連れで「山」に行ってきました。
「山」といっても山頂を目指すのではなく、渓流沿いを歩くハイキングです。
場所は愛媛県久万高原町の面河渓(おもごけい)。地名だけでも涼しそうですね。
面河渓は西日本最高峰の石鎚山のふもとに広がり、四国一の渓谷、国指定の名勝地としても知られています。
高知県に仁淀ブルーと呼ばれる美しい青色に染まることで有名な仁淀川という川がありますが、ここ面河渓をつくる面河川はその仁淀川の源流にあたり、深い川底が透けて見えるほど透明度が高く、流れは、その時の光の加減によって独特の青やエメラルドグリーンに染まっています。
https://youtu.be/7HROSTclMOg
 
歩いたのは五色河原にある面河茶屋というお店からスタートして渓流沿いに紅葉河原、下熊渕、上熊渕、水呑の獅子(多段の滝です)、虎ヶ滝までの本流ルートと呼ばれる遊歩道です。
標高は1000m弱。下界と比べて気温は7~8度程度低い上に、川風が吹いてとても涼しく心地よいハイキングになりました。
水呑の獅子と呼ばれる滝の近くに休憩所の小屋があったので、そこで滝の音を聞きながら昼食兼休憩。休憩所から先にある虎ヶ滝から奥は道が荒れていたので、Uターンして往復約4kmの道のりを、写真を撮りながらのスローペースで約2時間半かかっていました。
 
歩いているときは、ほとんどフラットコースだと思っていたのですが、登山GPSアプリのYAMAPのデータを確認すると高低差は約280mありました。この高低差は低山ハイク並みです。そこまで登った感覚がなかったのでびっくりです。
 
面河渓は紅葉の名所でもあるので、秋には再度、同じコースを歩いてみたいと思います。
また、面河渓には、今回の本流コースとは別に、支流沿いを歩く鉄砲石川コース、約2km下流にある面河山岳博物館からスタートする関門遊歩道などハイキングコースが複数あり、見どころがたくさんありますので、機会があればぜひ訪れてみてください。
<気持ちいい森林浴です>

<シャワーウォークの教室のようです。滝つぼダイブしてました>

<川底が透けて見えるほどの透明度。川の色もきれいなグリーン>

<水呑の獅子と呼ばれている滝>

<最後はお約束の川遊び>