2024年5月17日金曜日

無名

 mountain hardwearの山シャツを買って気分が上がっている日本食研 実業団トライアスロン部GM(部長)の鈴木です。
チームは大阪のレースに向けて順調に調整しています。
 
さて、先日、montbellのトレッキングツアーに夫婦で参加してきました。
登ったのは高知県本山町の滝山という山です。高知県本山町にあるmontbellアウトドアヴィレッジ本山までマイカーで行って、そこからmontbellの車で山道を登って登山口まで乗せてもらえました。
登山口横には「幣木ヶ滝」と呼ばれる大きな滝がで~んと見えて壮大な景色を見ることができます。
滝の脇の登山口からスタート。ルートは地元の方々が手作りで整備してくれていて、木製の階段や案内標識もあり、見晴らしがよくなるように邪魔になる樹木も伐採してくれているそうです。ただ、所々、初見ではルートが分からなくなるところもありました。ガイドさんがいて助かりました。
この山は標高900m弱の低山ですが、滝山という名前だけあってルート上に複数の滝を見ることができます。また、地元のガイドさんがついてくれていましたので、地元ならではの絶景ポイントも案内してくれました。途中、沢渡りもあり、山頂からの展望もよく楽しいコースです。
しかも、下山後はアウトドアヴィレッジ本山内の大浴場でゆっくりして、充実したトレッキングでした。
 
ところで、Google Mapでは「高知県 滝山」で検索できません。登山専用サイトのYAMAPでも表示されません。
かろうじてGoogle Mapで「滝山展望所」と表示されるだけです。
※山頂の展望所といっても、大岩の上が少し平たくなっていて数名が立てるだけなのですが…。
というのも、登山口までのアクセスがあまりよくなく、登山者も少ないそうです。麓の集落までの道路も車が離合できないくらい狭く、集落を過ぎると登山口駐車場までは舗装されていない急こう配の山道で四駆でないと厳しいかもしれません。
いわば知る人ぞ知る隠れた無名の名低山ということでしょう。
そして、わがチームの福島旺選手も今月末のアジアカップ大阪大会が実業団選手としてのデビュー戦です。
エリート選手の中ではまだまだ同じく無名ですが、今後の活躍に期待したいと思います。

<登山口でこの幣木ヶ滝が出迎えてくれます

<途中で次々と滝が現れます>

<コースは地元の方が手作りで整備してくれています>

<コース上には沢渡りもあります>

<山頂からの見晴らしは絶景ですが足元は絶壁>