2024年7月12日金曜日

雲海

梅雨時期になって、マイガーデンに雑草が生えまくって困っている日本食研 実業団トライアスロン部GM(部長)の鈴木です。
真夏日が続いて作業する気になかなかなれません…。
 
さて、ここ地元・今治では春先から初夏にかけて濃霧が発生することが多々あります。昔は霧の中を行く船の霧笛が聞こえてくるのが風物詩でした。最近はレーダー航行のためか、あまり聞こえなくなっています。
そして、霧が出た日には、霧の中に浮かぶしまなみ海道を撮るため、多くのカメラマンがフォトスポットに集まるのも恒例です。
 
そんな霧の濃い休日。今にも降り出しそうな曇り空の早朝。来島海峡近くのフォトスポットではなく、地元の里山の山頂にいました。
笠松山。標高357m。初心者でも安心して登れて、燧灘を一望できる、地元では人気の低山です。個人的にもトレッキング中に間近で鳥のさえずりが聞こるのでお気に入りのスポットです。
630分。登り始めは、霧のため、いつもは朝日でキラキラ光る燧灘は全く見えず、山頂も霞んでいました。
スタートして50分弱で山頂に到着。朝食のおにぎりをかじりながら休憩していると、みるみる霧がはれてきて雲海になりました。
悪天候だからこそ見ることができる絶景。雲の隙間から見える水田がきれいで、滝雲も見えました。
 
しかし、残念ながら低山。
涼しい高地で見る雲海とは違い、風もなく湿気が多くて蒸し暑い。不快指数、高止まり状態なので長居はせず、すぐに下山し始めました。ちょうど駐車場に着いたときに雨が降り出し、家に戻ると止んでいました。低山といえども山の天気ですね。
<スタート時点は景色は見えず>

<山頂も霞んでます>

<霧が段々とはれてきて>


<滝雲も見えました>