2018年9月6日木曜日

スッカラカン

 皆さんこんばんは、平松です。
 先週末、ついに私が選手として参加する今シーズン最初で最後のレースがありました。
1年2か月ぶりのレースに身体がどこまで耐えられるか不安がありましたが、こういう不安は的中するものですね…
スイムの途中から「あれ?なんかやたらと下半身が重くなってきた…」という感じで、バイクの序盤なんて、全くペースが上げられませんでした。しかも優勝争いをする事になると予想していた選手にはバイクの序盤で抜かれてしまい、内心「会社からもたくさんの応援が来てくださっている地元のレースで2位はマズイ…。さらに、奥さんにも絶対優勝してこいと言われているのに、合わせる顔がない!!」と、かなり焦っていました。ランに入る頃には4分以上先頭の選手より速いタイムで走らないと勝てない状況に、焦りはピークに達していました。しかし、ここまで来たら玉砕覚悟で前半から全力で走って、後悔のないようにしようと気持ちを切り替えました。結果的には、先頭の選手が失速してくれたおかげで、逆転する事が出来ました。応援して頂いた方々にはヒヤヒヤさせてしまいましたが、楽しんで頂けたかと思います。
ただ、最後の直線に入ってほぼ勝利を確信していたにもかかわらず、同伴ゴールの為に待ってくれていた奥さんと合流した直後がこれです↓














笑顔でヴィクトリーロードを走りたかったのですが、初めから全力で走った為にもう体力が限界で、細かい事を考える余裕が全くありませんでした…


そして、ゴールの時がこれです↓



















見ようによっては達成感と優勝出来た喜びに満ち溢れた顔に見えるかもしれませんね。
まぁ、トライアスロンの一番の醍醐味はこの一瞬にあるようなものなので、こういった感情もありましたが、とにかく今回は「これで奥さんに怒られなくて済む~」でした笑
本当に、負けたら大変な事になっていたと思いますが、奥さんとお腹の子の応援が無かったら間違いなく負けていたでしょうし、本当に感謝ですね。
今はレースのダメージがまだ残っている感じで、身体の中がスッカラカンな感じです。今更ですが、日頃の積み重ねがいかに重要かという事を身をもって経験しました。
来年も白羽の矢がたった時に焦らないよう、少しずつでも運動は続けようと思います!

 最後に、今回会場となった伯方島は夏の豪雨災害で大きな被害を受けた場所です。島民や大会スタッフの方々のご尽力があったからこそ、予定通り開催出来のだと感じております。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。