2023年9月7日木曜日

支える者の力

  皆さんこんばんは、平松です。

 北海道から無事に帰ってきた翌日に、香川県でトライアスロンのインカレがありました。私の妻が母校のトライアスロン部のスイムコーチをしている関係で、私も一緒に応援へ行ってきました。

 今回、母校の男子陣は各校上位3名の合計タイムで競われる団体戦の優勝を目指していました。結果から言うと見事に目標を達成し、男子団体優勝を勝ち取ることが出来た(女子も初の団体3位獲得)のですが、今回のレースで改めて感じた事は、選手以外の力の偉大さでした。

出場した選手が頑張っていたのは、もちろん言うまでもありませんが、母校にはマネージャーも含めて総勢50名近い部員がいる為、当日も数十名という規模でサポート体制がとられていました。昨年までとは明らかにそれぞれの動きが違っていて、各自がやるべき仕事を100%こなしており、近くで見ていても「今年は、なんかすごいな」と感じていました。

また、現在の監督は私が4回生の時に1回生だった後輩がやっているのですが、正直選手としての実力はありませんでした。しかし、トライアスロンという競技に対しての思いは強いモノを持っていました。そんな後輩の周りには様々な専門家の知り合いも数多く、彼の人柄や熱意によって、トレーナー、管理栄養士、バイクコーチ、スイムコーチなど、全員がボランティアでチームのサポートを引き受けてくれたようです。もちろん監督である後輩も、大学から給与等を貰っている訳ではなく、ボランティアで長年続けてくれています。今の体制になって、かれこれ5年以上は経過しているようなのですが、スタッフ陣にとっても長年夢見てきた団体優勝なので、その喜びもひとしおだったと思います。

私はあくまでもOBの一人として相談役程度の立場で接してきましたが、これほどまでに、選手だけでなくサポート側のメンバーにも感銘を受けたのは初めてで、心の中で大きな拍手をずっと送っていました。

あっ、因みに、監督は直前に怪我で入院してしまい、団体優勝が決まった瞬間の景色は病院の天井だったというのは、ここだけの話という事で(笑)

関西人はやっぱり体を張って笑いをとるタイプが多いですね…

なにはともあれ、後輩たちよ、本当におめでとう!そして、お疲れ様でした!