2024年1月11日木曜日

鏡開き

 皆さんこんばんは、平松です。

 本日は鏡開きという事で、弊社の社員食堂ではぜんざいが振舞われました!

ふと、「鏡開き」の由来等が気になったので調べてみました。

鏡開きとは、お正月の間に飾っていた鏡餅を神棚や床の間から下げ、無病息災を祈願して食べる行事。鏡餅や鏡開きの「鏡」は平和・円満の意味があり、「開き」は末広がりを意味する。「鏡割り」とも言われるものの、「割る」は壊すことに通じる忌み言葉であるため、一般的には縁起を担いで「鏡開き」と呼称されるようになった。

由来は、室町時代や江戸時代の武家社会で行われていた「具足開き」にあると言われている。武家社会では、床の間に飾られた具足(甲冑)にお正月の鏡餅をお供えする「具足餅」と呼ばれる風習があった。お正月が明けたあとに具足餅を下げ、木槌で割って食べる行事が「具足開き」で、もともと1月20日に行われていた。「20日(はつか)」の読みが「刃柄(はつか)」に通じ、「刃柄」を祝うことで武運長久を祈るため。しかし、徳川家3代将軍の徳川家光が慶安4年4月20日に亡くなったことで、武士の間では3代将軍の月命日にあたる20日が忌日となった。そのため、具足開きも1月20日ではなく、大名諸家が蔵開きを行う1月11日に行われるようになった。現代の東日本で行う1月11日の鏡開きは、江戸時代に行われていた具足開きの日付を受け継いでいる。

因みに、関西を中心とした西日本は1月15日、京都府と、一部周辺地域は1月4日と、地域によっても違うようです。

おそらく、現代において、カチカチになった鏡餅を木槌で叩き割る本来のやり方をされている方は殆どいないかと思いますし、そもそも本物の鏡餅を飾る家自体が数少なくなっているとは思います。しかし、時代と共にやり方が変わっても、こういった日本の伝統文化というものは大事にしていきたいと、ぜんざいに入った餅を頬張りながら思った本日でした。