2023年8月18日金曜日

避暑地

まだまだ暑い日が続いています。残暑お見舞い申し上げます。
先日、「キングダムⅢ・運命の炎」を観てきた日本食研 実業団トライアスロン部のGM(部長)の鈴木です。
チームは今日から北海道・士別で合宿です。あちらは涼しいのでしょうね。
 
そこで、今回は避暑の話です。四国内で避暑地と言えば山の上です。
今年の弊社の夏季休暇中は台風6号、7号と連続で日本に上陸しました。地元・今治では台風の大きな被害はなかったもののすっきりしない天気の日が続きました。
その台風7号接近中の814日。天気予報によると台風の影響は翌日15日から、というので瓶ヶ森まで行ってきました。
前回の瓶ヶ森トレッキングの記事はこちらhttps://nsk-triathlon.blogspot.com/2022/04/ufo.html
 
自宅を出る前の空はどんよりとした曇り空。とりあえず登山口駐車場まで車で行ってみて、悪天候であれば引き返すつもりでした。実際に山まで行くと、雲は眼下。登山道の周辺は時々ガスに覆われましたが、空は少し青空がのぞいていました。
瓶ヶ森登山口駐車場は約100台停めることができ、夏の登山シーズンではほぼ満車になって、登山道は行列ができるくらいの人気なのですが、この日は10台ほどしかありませんでした。
日差しもなく、風が少しあって気温は20度前後。下界と10度以上の差。まさに避暑です。登山用の半袖スリーブシャツにアウターを1枚羽織って丁度良いくらいでしたが、動き出すと汗がにじみます。
 
瓶ヶ森にはピーク(山頂)が男山(1830m)、女山(1897m)と二つあります。
今回は男山には登らず、女山まで往復した後、氷見二千石原と呼ばれる笹で覆われた広い平坦地からさらに下って瓶壷まで行くというコースです。瓶壷とは、笹原の中を流れ来る小川から注ぐ淵です。直径は2m弱で、本来は水深2m程あったとのことですが、実際は、石などが堆積して50cm程だそうです。
瓶ヶ森の名称の由来はこの瓶壷から来ているそうです。伝説では「病気平癒」の効果があると言われていますが、携帯浄水器を持っていないので、さすがに飲む勇気はありませんでした。
 
トレッキングを終えてYAMAPのデータを確認すると、活動時間は2時間20分、距離3.6km、高低差300mでした。
 
追記/帰りに山道の途中にあるトイレに立ち寄ると「熊らしきものを発見したという情報があるので注意」という張り紙がありました。石鎚山系には熊はいない、と聞いていたのですが…。
<正面の石鎚山はガスで覆われて頭しか見えません>

<眼下は雲海に>

<山頂はガスに覆われて景色は全く見えません>

<氷見二千石原の白骨樹>

<瓶壷>

<山中で飲み干してキャップを閉めたペットボトル。帰りの車中でこうなりました。気圧差ってすごい>